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SX-L77

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、、
SX-L77、明日、新しいオーナーの元に旅立つことが決まりました。
DSCF8116.jpg

自分のシステムでは、その持てるポテンシャルを発揮させてあげることができませんでしたが、
これが最後、自分なりの感想を書き留めておこうと思います。

このスピーカー、一見、ツインウーファーの2ウェイに見えますが、実は3ウェイスピーカー。
上部の18cmユニットは、基本フルレンジ(これは上位機種であるSX-L9に使われているミッドレンジユニットをリファインしたものです)。ツィーターを挟んで、下のユニットはスーパーウーファー的帯域(~170Hz)を担っています。
(クロスオーバー周波数は、それぞれ170Hz、3KHz。)
上下のユニットは、振動板、コイルなど違う構造となっています。

また、キャピネット内部は、ツイーターの下付近で分離され、上下独立のキャビネットになっています。
さらには、上下キャビネットの背面バスレフポート、そのチューニング周波数もそれぞれ異なり、上部は42Hz、下部は29Hz、となっていたりします。
(ビクターの言う「スタガードハズレフ方式」です。)
SX-L9をスリム化、トールボーイとして成立させた結果としてこのような構造になったようです。
もちろん、ビクターの持味である、センターキャップ位置をシフトさせ分割振動を抑える「オブリコーン」は全てのユニットに採用されています。

フロントバッフルの突板は、ホワイトシカモア。他の面はメイプルの突板。
芯材はバーチクルボード、MDF、メイプル材を使用した4層構造となっています。
最下部、底面の四つ角には、高さ調整ができる真鍮?製のインシュレーターが装備されています。

その音はと言うと、
まず印象的なのは、微動だにしないセンター定位。
ヴォーカルの口元は小さく、かつ、人の身長から想像される、あるべき位置に定位します。
また、音像は芯があって、その輪郭は滑らか。そして音調はごくごく自然。
スピーカーの位置は調整したとは言え、、ポン置きにもかかわらず、こんなヴォーカルが出てきてしまったことには、正直ビックリしました。

全体的な音色は、ビクタートーンと言える、明るい陽性のものですが、下位機種のLT55などが、時折みせる、、、耳が痛くなるようなキンキン感、これはありません。
SNの良さに支えられた抜けの良さ、どこまでも伸びる高域が印象的でした。

低域の解像度も素晴らしく、500系では簡単に聴くことのできなかった、低音弦の振るえが当たり前のように聴こえてきました。

ただ、パワーアンプにはそれなりの駆動力を要求するようです。
自分のシステムで鳴らすと、以下のようなネガティブな面もありました。
まず、音場がスピーカーの外に広がらない、そして、音離れが悪い(スピーカーの位置を意識させてしまう)ことでした。
また、ローエンドの伸びが中途半端。
音離れが悪い点、ローエンドの伸び/力感、、明らかに鳴りきっていないと感じてしまう部分でした。
自分に、相応の駆動力のあるパワーアンプがあったら、、、そう思うと残念でなりません。

このスピーカーには特化した個性は感じませんでしたが、なんでもそつなくこなすオールマイテイーな優等生的ななり方を感じました。おそらくですが、ジャンルに合わせたアンプを組み合わせてあげれば、かなり相当なレベルで鳴ってくれる、そんな余裕は感じさせてくれました。


ずいぶんと褒めちぎるな~。だったらなんで手放すんだ??そんな声が聞こえてきそうです。
手放す理由を改めて書くと、、
やはり、もっと駆動力のあるパワーアンプが必要。
(鳴りきらないスピーカーはストレスがたまります)
うちは5.1CHのマルチチャンネルが基本。
センター、リヤスピーカーはどうする?
(このL77合わせたセンター、リヤはとうとう作られませんでした)
仮にあったとして、、それらの資金はどうやって捻出する?
絶対ムリ、、。

確かに、2CHに特化してしまえば、実現可能だし、今よりはるか彼方のハイレベルに到達でるんでしょうけどね、、。
あちらを立てれば、こちらが立たず、、。

自分には、SX-500が一番相性が良いのですよ。古女房のような。


それから、このスピーカー、そのたたずまいが只者ではありませんでした。
カタログで見るよりも、実物はかなりゴージャスです。
エンクロジャーの仕上げ、その艶。そしてユニットは純金プレーティング。
マイルームに置いた時、かなり浮いてました。
ビンボー屋敷に迷い込んしまった貴族のジュニア。そんな感じでしたよ。

sx-l77.jpgsx-l77_0001.jpg



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