PanasonicのUSBパワーコンディショナー VEK0V15B。
覚えにくい型番のアイテムですが、
読み方は…ベコベコいちごビー と言います。w

ノイズ発生源の可能性があるUSBポートに挿して、ノイズ除去を狙います。
自分が一番試してみたかったポイントはここ。

D/AコンバータのUSBポートです。
マイDAC ミュージカルフィデリティーのM1 DACのポートはB端子なのでUSB変換端子 (Bコネクタ・オス Aコネクタ・メス) を使います。
つい先ほど視聴をしてみたところです。
全体的にスッキリした感じにシフトしました。
一番分かり易いのが、低音のドッとくるところ…例えば、ベースとバスドラのタイミングの合うところ…低音の塊がドバッと向かって来る、そのパンチ力が後退。また足元を漂うような低音の響きも少し薄くなりました。ひと言で言ったら低域エネルギーが減った? ただ、低音が減った分、その下のローエンドが相対的に目立つように聴こえます。低音帯域での重心が下がった感じです。
後日のAVアンプ編で分かったのですが…これってアタック感が減ったことでこのように聴こえるみたいです。残念ですが、自分には好ましい好ましい変化とは思えません。
高低レンジに変化はありません。SNにも変化はありません。広がり感にも解像感にも変化はありません。
話は逸れますが、
このミュジカルフィデリティーのM1 DAC、
情報量、高分解、という点においては、ハイエンドDACに劣ります。価格が価格だけに仕方ありません。
しかし、
初夏、通り雨が過ぎ去った後の、一気に晴れ上がった瑞々しい青空。を思わせるようなキャンバスに、艶やかなヴォーカルが描かれる。
そんな個性を持つDACだと思っているのですが、
このUSBノイズフィルターを使ったら、
M1 DACの持つそんな爽やかさとか艶やかさ、が著しく後退しちゃいました…。
ミュージカルフィデリティーの音って昔から、性能追及よりも聴かせる音作り。と言われていたりするのですが、
もしたかしたら…
設計者はUSBポートが発するノイズを折込み済で音質チューニング。ノイズも聴かせる音のうち。だからノイズフィルターは余計なもの、使えば美味しいところが消えてしまう…なんて想像したりしました。
本当のところは分かりません…。
元々マイシステムは、電源系のチューニングは相当の対策をしているのでSNはかなり良い状態です。それも要因かもしれません。
現状、音質チューニングはほぼ自分の狙いどおりです。そこにフィルターを加えれば、当然音は変わるし…。
take51さんもCDプレーヤーの変化は少ないって書いてるし…CD、DACの類はそうなのかもしれません。
いずれにしても現状マイシステムでは、自分の耳で音を判断する限り、このDACには使わないほうが好みの音です。
そんな感じの結果でした。
次回は期待のAVアンプで試してみます。
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USBパワーコンディショナーで画像検索したら…
( 画像お借りします m(_ _)m )

マイカコンデンサーと抵抗を付けただけのシンブルな構造でした。
(マイカが味噌)
phileweb でも自作していた人がいらっしゃいました。
クリック→
USBパワーコンディショナー??←クリック
ハンダ付けOKな人は自作できますね。
これに綺麗なケースを付けたら、保守部品5000円は安い…はず。(実際…パーツ買って来て組立するのメンドクサ)
でも…これに15000円は有り得ないですわ…。
実は自分も、以前、似たようなものを作ってました。
電源(プラグ)ノイズフィルター

プラグのお尻にコンデンサーを背負ってます。

構造はUSBパワーコンディショナーと同じ。(抵抗は入れてないけど)
コンデンサーはマイカじゃないので、あくまで100V電源ライン用。
使用方法:空きコンセントに挿すだけです。
効果:うちでは有るのか無いのか…ヨクワカリマセン。(綺麗な電源なのでしょう、たぶん) とりあえず1個挿してはいますが…。
フィルター系は、効果の有無は機器と目的と環境しだい。またその効果も功罪両方存在します。然もありなんと欲するのはいささか危険を伴います。肝心な事は耳(と目)で正しく見極めることです。
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過去にも幾度か自作電源ケーブルのレシピをUPしていますが、
今回は改めて、初めてでもチョー安心 写真ドたくさん 自作電源ケーブルの作り方 をお送りします。
これを作ります。

ケーブルは藤倉電線のCV-S3.5φ 電源プラグはナショナルWF5018 IECコネクターはオヤイデのC-029
CV-S3.5は、500円/m程度 屋内配線で使われる電源線、かなり硬いケーブル。安価ながら厚めの銅箔で全体がシールドされていて外来ノイズに強い。音調はストレートでパワフル。低音締まる。響き艶を付加するような着色性は薄い。高域が若干粗いが、ピュアでの音楽再生でなければ気にするほどではない。
ローの沈み込みはより太いCV-S5.5に劣るが、それは比べての話。5.5の低音はワイドレンジかつ大音量でなければ、その真価は発揮されない。 (大音量:近所迷惑を起こすほどの音量)
小〜中音量の場合は、より分かり易い低音感の出るCV-S3.5のほうが有利。
正に〜中音量派の映画再生に向いている電源線です。
IECコネクター オヤイデのC-029 4000円程度/個
ユニットはタフで使いまわしが利く、ネジ強度は強クラス。音のクセの少なさは随一。しいて言うなら…低音締まるが痩せないかつパワフル。
電源プラグ ナショナル WF5018 1000円程度/個
俗に言うホスピタルグレード。低音増強。高域に少々粗さが伴う。ユニットはタフ、使いまわしが効く、ネジ強度最強クラス、さすがホスピタルです。
このプラグで様子を聴き、好みに合わせて改めてプラグを変更するのがよろし。

ケーブルのシース表面の汚れを無水アルコールで拭きます。


シース表面をワックスします。静電気/埃抑止のためです。

外皮を剥きます。剥く長さは写真くらい。

普通のハサミで大丈夫。

カット部を抜きます。

白いテープとヒラヒラテープをカットします。

剥き終わりました。

反対側も同様に。

メッシュチューブを通します。

このくらいにしておきます。

メッシュチューブを押さえる熱収縮チューブを通します。


このくらい戻します。

もう一方をカットします。

メッシュチューブの位置を調整します。

ターボライターを使い収縮させます。

線材部完成。

電源プラグ 左端はオヤイデのP-046…今回は使いません。

C-029 穴の位置…右(L)がラインホット 真ん中上がアース 左(N)がナチュラル

分解します。



緩めます。

中のストッパーを外します。(外さないと太いケーブルが入りません)

プラグケースを通します。

プラグ電極部 先の写真の反対側なので…左L、真ん中アース、右N です。

絶縁体を1.2㎝ほどカットし、導体を出します。

単線みたいな太さの7本撚り。3本と4本に分けます。

ペンチで撚ります。

電極穴に挿し、ネジをまわし留めます。

今回は赤をLに、黒をNに、アースは透明 としました。


電極部とケースを合体させます。溝が一本ありますので合わせます。

ネジを締めます。こちらはメス穴が弱いのでまわし過ぎるとパキッと割れます。注意です。

こちらは強いですが、締めすぎても意味がないのでほとほどで。

今度は電源プラグ側

分解します。

L(ラインホット) N (ナチュナル) の表記はありません。
コンセントに挿すと分ります。コンセント穴の長いほうがN 、短いほうがL です。

実は W の刻印があります。 Wの穴ほうが N (ナチュナル) です。

プラグケースを通します。
IECコネクターの電極に合わせ、赤をL 黒をN アースに透明線を挿します。

電極部とケースを合体して 完成。

色の区分け…ツッコミしないでね。
途中、電源プラグP-046の写真がありますが、諸般の事情により手元に置く必要があり今回は使いませんが、
P-046に変えると、明らかに音質の違いが分かるはずです。
SNがアップするということはこの事と理解できます。背景が静かになりセリフの存在感が際立ちます。
実は、この電源ケーブル
サスケさんのところにお嫁に行きます。
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サブウーファー用電源ケーブルの電源プラグを
オヤイデのP-046 (パラジウムメッキ) から フルテックのFI-11M-N1 (ロジウムメッキ) に変更したのは去年の10月。

LFEの調整をしようとした矢先、ブルーレイブレーヤーBDP-LX91が不調…ドライブメカ交換修理。
プレーヤーは戻ってきたものの…LFEの調整を忘れ今日に至ってしまいました。
改めて調整
調整ソフトはTOTOのフォーリング・イン・ビットウィーン・ライブから

ハイドラでのサイモン・フィリップス、ドラムソロ
バスドラが速射砲のようにキレと音圧と突き刺さるようなパンチ力を伴ってドコドコしないとイケマセン。
現状…やや重。キレが少し足りない。これでは日本屈指wwwのホームシアターとは自称できません。
対策…グライコでは難しい。キレUPなら、やはりこれだろうと。
ローディザイト パワーストーン図鑑20152粒ほど小袋に入れて、サブウーファーの電源ケーブルに巻き付けてみました。
…効きすぎです。早いけど重圧が足りなくなってしまいました。
1粒に減らして、電源プラグの下に貼りました。(垂らしました)

バスドラ完璧です。重くてハェーー。
ベースも波のようにうねるような持続感と振動感が冴えてきました。

圧倒されるドラミング! 生の迫力には当然敵わないけど感動ものです。
低音、特にサブウーファーの低音は遅いです。
早いと言われるSW-DX77も、自分の耳には遅く聴こえます。
それほどローディザイトの効果は高い。
現状、ローディザイトの設置場所。
パワーアンプに給電しているコンセント。

そして、2CH再生でアドオンしている チャンネルデバイザーの電源スイッチ付近

以上3か所。
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音の好みは人様々。各々定まっていると思います。
例えば…ドンシャリ好き、その逆に中域重視とか。あるいは煌びやかな高域重視とか、その逆に高域をとがらせずまったり気味がいいとか、
例えば…解像度命とか? 熱い音とか、冷たい音とか。響き重視であったり、逆に響きはデッド気味が好みとか。
自分の場合は…声が一番。高域が痛いのはダメ、少しだけまったり気味が好み。でも低音はキレがなければダメ。
それらはあくまで人それぞれ。好みの問題。
それはさておき
今日のお題…音源しだいでチューニングが一辺倒で済まないこと、だから音の調整は難しい。
昔々、レコードで販売されたた頃の曲。これがCDでリリースされると酷い音。そんな時代が長く続きました。
最近、レコードと聞き比べることが多いので、その差がハッキリと分かります。
厚みが無い薄っぺらい音。音圧も低い。通常音量では低音が薄い寂しい音。邦楽、歌謡曲と呼ばれるジャンルに多い。
一方で最近のマスタリング…ラジカセ用に音圧を稼いでピークをつぶして、低音ドン。
前者に合わせてチューニングすると後者の曲は五月蠅くて聞けなくなるし。
後者に合わせてチューニングすると前者はますます詰らない音になってしまう…。
単純にそんな線引きでは済まない曲もあるし…。
音源の出来しだいで出てくる音が全然違う。
オールマイティーにこなせるシステムならば理想的ですが…
そんなんあるんかい?
(これはCD規格だから、ハイレゾだから、そんな区分けの問題ではありません)
悩んだ挙句…
割り切った。
自分は自分の好きなナツメロが気持ち良く聴ければそれでいーや。
チューニングもその方向で。
だって自分自身お一人様のための趣味だもん。
ちゃんちゃん。
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大打撃です。復活させるべき手段が思いつきません。
誤解が生じるのでもちょっと書きます。
品名は写真を見てください。(わざわざ書きたくもない)
左はバランス端子のクリーニングキット。
左は導通改善剤。
嵌るべくしてはまってしまったと言うべきか…。
成り行きでクリーニングをすることになったのが運の尽き。
DAC、プリ、パワーアンプの入出力端子、それぞれのケーブルの端子を説明書きに従って丁寧に処置。
もちろん、導通材は塗りすぎに注意してごく薄く。
その結果…
中高域の透明度が大幅UP。まるでサラウンドのように背後まで回り込む余韻。これは凄い!しかし!低音が大激減。なんなんだこの音は??
ハイ上りのくそサウンドに大変貌!まじ聴いてらんない…。
拭きとってみても駄目…
最悪 ズンドコラジカセ 普通ピュア ハイエンド
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∩___∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
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| ( _●_) |ノ / ここクマ――!!
彡、 |∪| ,/
/__ ヽノ /´
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この大打撃から復活はできるのか?↓ざまぁ!と拍手お願いすます。
タビさんへ
使うならこれです。


音は確実に変わっちゃいますが、1,2日〜1週間程度でほぼ元に戻ります。
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