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ホームシアター&B級ピュアオーディオ ミラクルサウンドWORKSブログです。

夏のルムアコ 5.1CHサラウンド再生における基本講座

いつも当ブログを見に来てくれて本当にありがとうございます。
今日は、「5.1CH再生における ルームアコースティックの基本 一次反射の処理」 について講義を行いたいと思います。
偉そうな出だしで恐縮です。
でも貴殿のサラウンド再生にきっと役に立つと信じています。

考えてみれは、ごく当たり前の事だったりするんですが、
雑誌等でも語られることがほとんど無い事だったりします。不思議です。
(たまにステレオ誌でやったりしますが2CH向けだし。AV誌では見た記憶がありません。)
本当は、最新機器を導入することよりも、高価なケーブルやアクセサリーなんかよりも大切な事だったりするんですが…。

興味のある方のみ、お付き合いください。m(__)m
(なお、大きいお部屋の方には関係ない話だと思います、あしからず)


サラウンド再生で大切なポイントの一つに、一次反射面の処理があります。
普通の四角い部屋であれば、一次反射ポイントは各スピーカー毎に6カ所ずつあります。
リスナーから見て
正面壁、右壁、左壁、天井、床、後壁 のそれぞれに1ポイントずつあります。

この一次反射ポイントでの音の反射率が高いとどうなるでしょう?
例えば後ろ壁からの反射音が強い場合、
フロントスピーカーから発せられた音が反射して後方から聴こえたりします。
もちろん直接音よりも小さいですが、
リスナー位置では、直接音と反射音が合成された音が耳に届き、前に定位すべき音が反射音が強い分だけ前に出てくるように聴こえます。実際には定位が曖昧になり、移動感も曖昧になるという現象がおきます。
洋間でリスポジが後ろ壁に近接している、かつ後ろ壁の対策をしていない場合により顕著に出ます。

例として後ろ壁の反射音を述べましたが、
5.1CHでの正確な移動感を表現したければ、この一次反射は正しく整える (吸音・拡散) べし。というのが持論です。

論より現物。
マイルームの様子を改めて見てください。
DSC01844.jpg

上に書いたとおり、各スピーカーそれぞれに一次反射ポイントがあります。
まずフロント右スピーカーから見ていきます。
(以下、写真の中央付近が、スピーカーとリスポジ間での、一次反射ポイントとなります。)

正面。一次反射ポイントはスクリーンです。スクリーンの一次反射は無視できるレベルです。
DSC01848.jpg

天井。ダイソーで購入したこんな物を拡散パネルとして流用しています。
DSC01850.jpg

床。麻カーペットを敷いています。(写真では、普段使いのラグの下に隠れています←剥がしておけば良かった)
DSC01849.jpg

右壁。レコード並んでいます。レコードからの反射も無視できる範囲です。
DSC01860.jpg

左壁。襖です。吸音素材? 凶悪ではありませんが、何かしら悪さをしているような気がします。唯一気になるところです。
(しかし生活空間故なかなか手をつけられません)
DSC01854.jpg

後方。障子(下半分はガラス)の全面を遮光カーテンで覆っています。障子もけっこう反射します。
DSC01852.jpg

以上がフロント右スピーカーから見た一次反射ポイントでした。
フロント左スピーカーは上と一緒なので省略。

センタースピーカーから一次反射ポイント
床、ではなくテーブルになっています。
ポイントに敷物を。正面壁には自作拡散ボードを。
DSC01866.jpg


天井。ちょうど照明の位置です。
この照明の傘は強化和紙となっています。いやな反射音は出していないようです。
DSC01864.jpg

左右、後方はフロントスピーカーと一緒なので省略。


リヤ左右スピーカー
DSC01858.jpg

天井のみわざと未対策。天井からの反射を逆に利用しています。ここだけ例外箇所です。
DSC01855.jpg

DSC01856.jpg

DSC01857.jpg

以上です。
5.1CH再生では、響きデッド気味のほうがスピーカーからの直接音が強くなり、音の移動感が鮮明になります。
しかし、闇雲に吸音しすぎると…
パンチが消えると言うか、音そのもののリアリティーがなくなります。
(ボリューム上げてあげて音圧稼いで迫力出せばOKですって? …それ間違ってます。)
また、空間表現に必要な間接音も消えてしまいます。
良い按配は、それぞれの環境に応じて探るしかありません。
いずれにしても、まず、対策すべきポイントは一次反射ポイントです。
AVアンプの自動音場補正も優秀ですが、それに頼る前に対策すべきを実行したほうが音は確実に良くなります。

くれぐれも吸音しすぎにご注意を。
消えてしまった音は元に戻りません。

なお、2CHピュアオーディオとは訳が異なります。この点ご承知おきを。
5.1CH再生とピュア2CHは、ルムアコと言う面でもアプローチに差があり、両立は中々に難しいのものなのです。

最後に
どんなに高価な機材を揃えても、ただ置いただけでは宝の持ち腐れ。お金の無駄遣いです。
逆に、ツボを心得たセッティングを施せば…
そんじょそこらのシネコンなんかよりずっと良い音が出せます。それこそがホームシアターの醍醐味の一つです。


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テーマ:ホームシアター - ジャンル:日記

コメント

こんにちは!
相変わらず濃いですね!!(^.^)

こうして我が家を見るとやれてない事だらけで・・・(^▽^;)
この週末も今から仕事で例の丸材も買いに行けずで(汗)

ボチボチとやります(笑)

>どんなに高価な機材を揃えても、ただ置いただけでは宝の持ち腐れ。お金の無駄遣いです。

確かに勿体ないな、、と思いますね。比較はできないけど、間違いなく変わるだろうな、、と思いますもんね!うちもラックから床置きにして良かったと思います。かみさんからは未だに「何とかならないの?」と言われてますが(笑)

  • 2017/08/19(土) 13:38:31 |
  • URL |
  • take51 #-
  • [ 編集]

Re: タイトルなし

こんばんわ。

> 相変わらず濃いですね!!(^.^)
> こうして我が家を見るとやれてない事だらけで・・・(^▽^;)
> この週末も今から仕事で例の丸材も買いに行けずで(汗)
> ボチボチとやります(笑)

マイペースでいいと思います。
根を詰めると、心に余裕が無くなって楽しめないし…正しい判断もできなくなりますから。

> 確かに勿体ないな、、と思いますね。比較はできないけど、間違いなく変わるだろうな、、と思いますもんね!うちもラックから床置きにして良かったと思います。かみさんからは未だに「何とかならないの?」と言われてますが(笑)

ところで、後ろってどうなってましたっけ?

ちょっと前にアステカでしたっけ?
置き場所が定まらないって記事があったような。
それを後ろ壁に付ける、なんてどうかしら? ちょうどフロントスピーカーの音が当たるところに。

リヤからの反射が減って定位はよくなるはず。併せて響きがデッドになると思います。高域も少し寂しくなると思います。
で対策として、タモ柱をサイドに立てて音を拡散しつつ、タモの反射で高域を少し持ち上げる。
なんてどうかしら?

時間があったらチャレンジしてみてください。

  • 2017/08/19(土) 21:52:22 |
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