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ホームシアター&B級ピュアオーディオ ミラクルサウンドWORKSブログです。

オートMCACC 残響特性測定によって見えてくるもの。

下のグラフは、VSA-AX4AHのオートMCACCを行った際、周波数ごとに測定している残響測定グラフです。
グライコポイント9バンドごと、かつ全てのチャンネルごとに測定されるのですが、その全てをアップしても見難くなるだけなので、肝心のポイントだけ。

グラフでは、横軸が時間。縦軸が残響レベルを表しています。
(測定タイム30-50と表記されていますが、▽▽/△△がどこを指しているかだけのことなので無視してください)
残響特性なので、響きが強く、かつ吸音ができていない部屋の場合、残響レベルが蓄積されるので、右肩上がりのグラフになります。
(取扱い説明書:69ページ参照)

以下、マイシアターの残響特性
格段左右はメインL/Rの2CHスピーカーの特性を、
測定周波数を変えて、
1段目…1KHzの残響特性、
2段目…2KHzの残響特性、
3段目…4KHzの残響特性、
を表示しています。

1KHzの残響特性
DSCF7705.jpg DSCF7710.jpg

2KHzの残響特性
DSCF7706.jpg DSCF7711.jpg

4KHzの残響特性
DSCF7707.jpg DSCF7712.jpg

(この帯域においては)幸いにして、マイルームの響きはほぼフラット。
左右も揃っています。

肝心なポイントは、このグラフがフラットでない場合、また左右差が生じている場合に、
さすがのオートMCACCでも理想的な音場補正ができない。ということです。

例えば、マイルーム、メインRチャンネルでの63Hzの特性はこんな感じ
DSCF7713.jpg

測定取得時間によって、音圧レベルが違います。
(吸音しすぎなのか?あるいは部屋の影響なのか?その原因はまだ定かではありませんが、それはさておき、、)
測定取得時間の違いによって、オートグライコの補正値も変わってしまう。という現象がおきます。
▽▽/△△を左端にして測定した場合(響きをカウントしない直接音のみ測定している状態)ですと、、、極端な低音不足と判定して、グライコ補正値も極端に+補正としてしまいます。
これは、昨日の記事を見るとわかります。 


取扱い説明書では、部屋の響きとのバランスを考え、測定取得時間をデフォルトでは30-50msに設定していますが、
残響グラフがフラットでない場合、そして、その測定取得時間がたまたまグラフの凸の部分にあたっていたりすると、
聴感上、違和感のある補正値になってしまったりするはずです。
あるいは、周波数ごとに残響特性が違う。低域が右肩上がりで中高域はフラット。そんな場合に遅い時間位置で補正してしまうと、測定上低音は十分に出ていると判断して、高域がでしゃばる五月蝿いf特にグライコ補正してしまいます。

また残響特性に左右差がある場合も同様。
左右差がある場合は、リアルで処方(スピーカー設置の工夫、ルムアコ)する必要があります。
(人間の耳って、直接音と残響の区別はけっこうシビアに判別できるみたいですよ。位相には鈍感みたいですが)

取扱い説明書、69ページにも「本機能の有効活用」と銘打って
試聴環境整備のツールとして活用してください。と記載されていたりもします。

同じAVアンプをお持ちで、オートMCACCに違和感を感じる場合、このあたりをチェックしてみると良いかもしれません。


さてさて、
マイシアターでの音楽再生に視点を移しますと、、、
ピュア2CH再生では、AVアンプを介さず(ので、もちろん上記の補正はなし)ピュアプリアンプを通して鳴らしています。

そのほうが音が良い(質感や情報量、音場の具合)のですが、問題もただある訳で、、、
このところ、ず~と悩んでいる4KHzのピークもその一つ。
その4KHz、上の残響グラフを見ると、わかることがあります。
実は、残響レベルが他の周波数のそれより高い、、、
すなわち、ピークの原因は部屋の残響も影響していたことが、このグラフから読み取れてしまった訳です。
(ちなみに、このグラフは一ヶ月前に測定したものなので、今日測定すると変わってるはず)

昨日測定したf特を見ても、だいぶ良くなってきたことがわかるし。
残響ということもあるし、、この辺で「4KHzのピーク」は一件落着?


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