あまりに汚いので、分解して綺麗にしてあげることにしました。
とりあえず、ウーファーユニット

当時流行したウレタンエッジではなく、500系までずっと使われている布+含浸ゴムエッジ。
例によって、柔らかい歯ブラシを使い丁寧にホコリを取って、アーマオールを染み込ませたコットンパフと綿棒を用いて、エッジの含浸ゴムを削り取らないように丁重にフキフキ。
エッジは、少々痛んでいるものの、使用に耐えるに十分です。
そして、エンクロジャー

思い切って、マイサンダーで一皮剥いちゃいました。
表面の突板には米松が使われいるのですが、剥いてみてわかりました。目の詰まったかなり質の良さそうなものです。
フロントバッフルは材質は不明ですが、8層構造になっていました。
バッフルを叩いてみると、、、「こぉぉん」。
やや硬い音の中に柔らかい響きが。両者がほど良くミックスされていて心地よい響きです。
なんだか、とても音の良さそうなエンクロジャーです。
36年前のもの。木が今ほど高価ではなかったあの頃、、木の質に関しては、やはり、当時のもののほうが良かったんだな、、と改めて感じます。
内部は、まったく傷んでいませんでした。密閉式が功を奏したんでしょうね。
そのうち続きます。