自分が調べた限り、汎用性という点において、最も幅広い適応性を持つプロジェクター用天吊り金具だと思います。
シアターハウスの適応機種対応リスト‥三菱LVP-HC3800も、発売前にもかかわらず、リストに挙げられています。
スパイダーの実物を手にしてみると判りましたが、かなりしっかりした造りです。想像よりも重量もあります。
アームはけっこう厚み(1mm厚)のあるステンレス製?(ちゃんと調べた訳ではないので、たぶん)で、コの字型に成型もされているため、HC3800程度の軽量プロジェクターなら、強度的に全く問題なさそうです。(メーカーでの耐荷重のテストは20kgもクリアしているそうです。)
天井側に取り付ける固定金具と本体はセパレートになっていて、スパイダーを使えば、天吊り取付も実に楽勝そうです。
ところで、
LVP-HC3800‥メーカーは、旧機種である3000,3100や1100などの720P機種からの代換えを促していますが、、。
ちょっと悩ましいのが、レンズの位置ですよね。旧機種のレンズはセンターですが、
HC3800は、

レンズ中心位置がセンターから64.2mmオフセットされています。
天吊りした状態を下側から見ると、

一目瞭然ですが。
仮に既存の取り付け位置にそのまま使いトレードした場合、
スクリーンを背にしてプロジェクターを望むと、レンズが左側にオフセットされることになる訳です。
レンズシフト機能を一切持たないHC3800ですので、このままではまともに投射できません。
そこで、レンズをセンターにもってくる方法を考えたのですが、
①天井側に取り付ける固定金具(の中心)を投射光軸から64.2mm移動させるか、
②スパイダーのような自在なアームを使って、本体自体をオフセットさせる。
‥どちらかの処方をするしかないと考えたのでしたが、、
しかしながら、②の方法は、LVP-HC3800 導入のための下準備‥天吊り金具 で確かめたように、目いっぱいシフトさせても、金具センターがレンズセンターまで30mm足りないことが判明しています。
実際にスパイダーの実物を使って紙のHC3800で模擬取付をしてみましたが、やっぱり結果は同じでした、、。残念。

すなわち、①の方法を採らざるおえないということです。
HC3800を予約されている皆さん、
プロジェクターが届いた当日、慌てふためかないように、今のうちから準備しておきませう。
ちょっとだけ面倒ですが、がんばって作業してくださいまし。
届いたら、一刻も早く観たいですもんね♪
さてさて、
自分ち、もう少しメンドクサくて、、、

既存の、天井のベース、こいつの巾が少し狭くて、オフセットさせると金具が5mmはみ出しちゃうことが判明、。
綺麗にするには、もう少し手直しが必要です。あ~めんどクサ。
余談ですが、マイルームは和室でして、天井もベッコベコ。プロジェクターなんか吊ったらたわみます。
強度を確保するために、
この部分の天井裏、梁に絡めてウレタンフォームをビッチリと充填してます。おかげで大型プロジェクターを吊ってもビクともしない強度になってたりするのです。
さ~、HC3800の到着まであと一週間です。待ち遠しいです♪
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