BONBEEホームシアター

ホームシアター&B級ピュアオーディオ ミラクルサウンドWORKSブログです。

位相とサラウンドのお話.4

今冬最強の寒波来襲!
今日の茨城の最高気温は6℃。明日の最低気温はなんと-5℃の予報。
なんてこったい、寒すぎッス!
北海道の-30度と比べたら、「んなの全然たいしたことない!!」って、叱られそうですが。
されど、慣れない寒さは堪えますよね。皆さんも体を壊さないように十分に暖をとってくださいませ。体温が落ちると抵抗力もめっさ落ちますから。


さてさて、位相のお話はもちょっと続きます。が、だんだん飽きてきたので、サクッと行っちゃいます。

位相ズレの原因として、
①各スピーカーとリスナーとの距離が等距離でない場合。
を挙げました。

他の原因は?
壁、天井、床からの反射があります。
姿のないスピーカー、仮想スピーカーが出来て、新たな音が発生します。合成され位相差を生み出します。反射を繰り返すうちにエネルギーは減衰し影響力は弱まりますが、一時反射‥このポイントが特に肝要。吸音したり、拡散させたり。雑誌やネットで、そんな対処方法をよく見聞きします。
また、ホームシアターは響きデッドがよろしい。とか、スピーカーはリスナーに対して正面を向けたほうが音の移動感を楽しめる。なんて言われるのもこの辺りから来ているのかもしれません。

さらに、他に原因は?
電気も位相を持つ波です。電気信号は、プレーヤーからケーブルを通りアンプからスピーカーへ。チャンネル毎に分岐伝送され、伝送、変換、フィルター、増幅、という経路を幾度もたどります。その中で位相干渉が起きていることも。
ただ、プレーヤーやアンプの中身はどうしようもないし、気にしてもはじまらない。(だったら高級機へどうぞ、です。)
でも、信号ケーブルの取り回しには気をつけてほしい。丸めてゴチャ、とか厳禁です。電源ケーブルと信号線を束ねるのも厳禁。お互いが干渉しないように離す、あるいはクロスさせる、など、気をつけたいものです。
伝送1本で清むHDMIケーブル‥デジタルだから大丈夫だなんて妄想だと思う。ものによってに定位・移動感に明らかな差が出たりします。‥これ実体験。
これも位相管理の問題?かもと思いつつ、、デシタルなのに音が変わる理屈はよく分かりません。あしからず。



言い忘れてましたよ。今回の位相の話、実はスピーカーに的を絞ってお話するつもりでした。

そして最後は、クロスオーバーに関して。
スピーカーを自作する(した)人なら「あれね。」と分かります。
単純に映画を楽しみたい、だからホームシアターを作ろう。から入ってきた人には、「なんじゃい、そのクロスオーバーちゅうのは?」かもしれません。

スピーカー‥スピーカーユニットが一つしかないものをフルレンジスピーカーと呼ぶのはご承知のとおり。
高域、低域用にとユニットが二つに分かれたものが、2ウェイスピーカー。さらに、その間に中域ユニットを加えると3ウェイと。(くどくてスミマセン)
複数ユニットを使うと、再生帯域が被ります。2ウェイだったら、低音ユニットの上のほうと高音ユニットの下のほう。
被ると周波数が凸凹します。それを平坦にするために、スピーカーに中に「クロスオーバーネットワーク」というものを使い、不必要な周波数帯域をカットします。
詳しくはこちら→オーディオ基礎知識 パッシブ・クロスオーバーの話を参照。

注目してほしいのは、そのページ真ん中からやや下に、■スロープ特性 とあります。
6dB/oct
12dB/oct
18dB/oct
実は、それぞれ、(クロスオーバー周波数付近で)位相が90度変わっちゃうんです。

クロスオーバーネットワークのスロープ特性が違うと位相が違う。

どんな時に問題なのか?
例えば、メインスピーカー2本と違うセンタースピーカーを使うとします。
メインスピーカーのスロープ特性が6dB/octなのに、センタースピーカーのスロープ特性が12dB/octだったら?
‥位相が90度ずれていることになります。
(クロスオーバー周波数付近において)

ついでに言っちゃうと、ユニットの素材、大きさでも位相はどんどん変わります。スピーカーユニットを収めるエンクロジャーボックスの大きさ、形状でも違ってきます。密閉式かバスレフかでも変わってきます。
高域を再生するユニットがわざと逆相で接続している場合もあります。
クロスオーバーネットワーク回路をカタログに記載している製品もほとんど皆無です。

これじゃあ、なにがなんだかわかりません。

同じメーカーのスピーカーでも設計が違えば、ネットワーク回路は違うでしょう。
同じシリーズのスピーカーでも、大きさが違ったり、ユニットの口径も違ったりする。
同じスピーカーユニットを使っていても、クロスオーバー周波数が違うかもしれない。


だから、
「全てスピーカーは同一が理想」(配置も等距離)なんて言われるんです。

現実として、ホームシアターユースとしてラインナップされている同一シリーズだったら、クロスオーバーは統一されていたり。ユニットの口径が異なっていても位相管理はされているようなので、問題はほとんどないのですが。
ただ、一つ前のシリーズのセンタースピーカーを使ってみたい。‥そんな場合は、カタログのクロスオーバー周波数を眺めてほしい。もしかしたら違っていたりするかもしれません。可能性は低いけど、並べて聴いてみたらやばい、、なんてこともあるかもしれません。
違うメーカーのリヤスピーカーを使う。なんて個人的に禁止です。
ついでに言っちえば、サラウンドスピーカーとサラウンドバックスピーカーは絶対に同じスピーカーを推奨します。違うスピーカーを使ってて綺麗に聴こえたためしがありません。

異なるスピーカーを組み合わせるなら、クロスオーバーを見て欲しい。
外観むが似ているから大丈夫‥なんの根拠もありません。

で、とりあえず終わり。位相管理はとっても大事なんだよ。と。
当たり前の話を理屈っぽくこね回しただけでゴメンナサイ。

フルフェイズコントロールはどうした?!は次回余談にて。



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