結局、嵐専用ジャガー作戦は失敗でした。
DAC~プリ間のインコネはクレッシェンで決まりだから、ここは変えようがなし。
だったら
その上流を変えてやれ。
実は、こんなんものがあるんです。

今年の春、「魂の音」ってどんなんだ?と衝動買いしてみたものの、、
(アナログ出力の)音が気に入らず。
何度も売り飛ばそうかと思いました。なんで売らなかったんだろ?‥自分でも不思議です。
トラポとして使われる日が来るなんて、思ってもいませんでした。
トラポに変身するCDプレーヤー‥ソウルノートのsc1.0です。

このsc1.0‥DAコンバーターは制止、 アナログ回路の電源もカット、
デジタル出力は内部のパルストランスをパスするという‥トランスポートモードなるものがあるんです。

トラポとして使用するのですから、もちろんトランスポートモードに固定です。
復活させたミュージカルフィデリティーのCDプレーヤーのデジタル出力をM1-DACに入力して、トランスポートとしての音の違いを比較してみましたが、
オデオ用語で言う、情報量が違う。
‥と言うよりも、自分の感覚では、密度がUPした。‥音を作り出すピースの数が格段に多くなった感じです。
濃い音、とも言うべきか。
(濃いと言っても、ゴッホのような油絵的な濃さではないし。厚みがあるというも表現とも違う気がするし。‥濃いと言うより、濃縮された音と言うべきかも。)
ただ濃いだけではなく。濃淡の書き分け力も違います。例えば、センターのヴォーカル‥情報の濃さが増し、その周囲や背後の背景との音の描き分けがより自然にハッキリと。よりリアルに。
また、今までヴォーカルの陰に隠れていたリンギングのような響きがより自然に聴こえてくる。目で追えるように。
アナログで出した音と、基本似ていると言えば似ているのですが、質感が違います。
CDから読み込んだデータは一緒のはずですが、トラポで音は確実に変わります。
(なんて今更な自分です)
このsc1.0のアナログ出力‥ミュージカルフィデリティーの出す滑らかさが足りなかったのですが、
トラポ化することで、
滑らかさはミュージカルフィデリティーのDACで。濃さをこのトラポで。
偶然にも、自分にとって好ましい組み合わせができてしまいました。
しかし、、
だからと言って嵐が気持ちよく聴けるかとどうかは別問題のようで。オデオ的性能が向上すればするほど、嵐は遠くに行ってしまったみたいです、、。