そんな訳でワイヤーワールドの同軸デジタルケーブルを手に入れた後、DAC用のオーディオボードも物色していました。
厚みがしっかりあって。サイズは大きすぎず小さすぎず、少しだけ大きめのものがやはりカッコイイ。
‥ところが、探し始めてみると、手頃な大きさのものなんてありません。
特注品?‥そんなお金のかかることはできません。
ならば、やっぱり自作ですね。
と決めたら、、、材質はどうしよう?
桜やチークの無垢材?とも考えましたが、厚みのある銘木無垢板はどれもかなりお高過ぎです。却下。
フィランドバーチやシナアピトンの合板も決して安くありません。
かと言ってまさか、ラワン合板?って訳にもいきません。
結局、とにかく予算が足りません。
とりあえずホームセンターを視察です。
‥やっぱコレしかないですね。‥構造用針葉樹合板。これをお得意の、カットして縦縦貼り合わせ方式 で作製するのがコストパフォーマンスが一番よろしい。
端材コーナーを覗いたら、お誂え向きの捨て値端材を発見!
合板の厚みは45mm。(この厚みだと、構造用合板と言えど、定尺ものだとけっこう高いです。)
端材の大きさは横46mm×長さ230mm。
7個連結すれば、ほぼ希望どおりのサイズになります。
せっかくなので大量ゲット!
ゲットした端材を木工ボンドで貼り合わせ、チョチョイノチョイで試作品完成

市販の合板‥積層面が床に平行ですが、ご覧のとおり、床に垂直‥これが味噌です。
サイズは、厚み45mm。巾23cm×奥行き約32㎝。
チョイチョイなんて書きましたが、実は技も必要。
トップと底面の平面性を出すこと、そして、見た目のためにサイドがジグザグにならないようにすること。
そのために、とにかくサイズと面の揃った端材を選別する必要があります。大量買いしたのはそのためです。
(0.●mmの誤差が、完成してみるとけっこう目立ちます。)
選別の後は、圧着しながら木工ボンドで接着していきます。
ずれないように接着圧着していくのがもちろんの大基本で、大切なことはそれしかない。って感じです。
それでも、わすがに誤差は出てしまいます。しょうがない。
そのまんま仕様。

塗装仕上げ仕様

サンダーで表面研磨
ワトコオイル‥塗り/研磨磨き×5回。
さらにクリヤーラッカー‥塗装/研磨磨き×3回
さらにアクリルクリアー‥塗装/研磨磨き×3回
100%じゃないけれど、、なんとなく鏡面仕上げ完成。手間かかってます。ここまで仕上げるのに約2週間かかりました。
ジャン♪

(写真で見ると、木工パテの粗がクッキリと、まっいいや。)
これでアイテムが一通り揃いました。
ボード塗装有り/無しの音質比較。そしてデジタルケーブルエージング後の報告。それらはまた改めて次回に。