在庫状況:入荷次第出荷‥ずっとこのままだったのに。
こんな時は、B級品でも探して送ってきたんじゃないか?なんて勘ぐります。
開封して確認してみると、案の定。‥先行してオーディオユニオンから届いたブツに比べると、コーナーの仕上げが雑です。まあいいです、全然気にしないから。
ブルーレイプレーヤーBDP-LX91の脚元にセットしてみました。

プレーヤー本体の脚は、ノーマルでタオックのインシュレーターが奢られています。
薄型制震シートも別口でオーダーしているのですが、まだ到着していません。今日はボード単体のみでの確認です。
早速、聴き慣れたジュラシックパークのスーパービット版をダイジェスト試聴。
(ブルーレイじゃなくてごめんなさい)
効果はすぐに判りました。
CDトラポでの効能同様‥重低音が凄まじく変化しています。
例えばこのシーン‥圧巻でした。「ジュラシックパークへようこそ!」

体長23メートルのブラキオサウルスが着地するシーンです。
床を揺るがす地震のような、振動とも音とも言えぬ地響き、轟音が、圧倒的なキレを伴いながら、部屋の高さ半分以下に充満します。
こんな凄まじい重低音は、かつての棺桶スーパーウーファーでさえありませんでした。
キレの良さは、今までの培ってきたセッティング、これが活きているとも思います。
普通、これだけの重振動を発生させると、部屋中が重低音で飽和状態のはすですが、見事に部屋の下半分だけに留まっています。
ビクターのサブウーファー、SX-DW77の性能、、こんなものかな~、と使い続けてきましたが、
サンシャインのボードで一気に大爆発した感じです。
重低音の変化は、LFEだけではありません。各チャンネルも量こそ違えど同じように向上しています。
低音の表現力が変わると、サラウンド空間が一変。ありきたりな表現ですが、まるでその場にいるようです。
センターチャンネルも低音が伸び、セリフはとても自然な方向に。野太い粗野な声が一層らしく。
全体的なトゲトゲしさが減り、滑らかな音描写に変化したのは、CDトラポの場合と同様です。
この点は、バキバキなアクション映画では物足りなく感じるかもしれません。
付帯音が確実に減っています。当然、動的SNも向上しています。
ボリュームを過大にしていっても耳に痛くありません。
いつもと同じボリュームレベルなのに、何故か小さく感じてしまうほどです。ついついボリュームを上げてしまい、気が付いたら爆音状態でした。
得意のドラゴンハート360度旋回シーン
前後の繋がりが一層スムーズ&シームレス。この変化も明らかです。
リヤから聴こえてくる音が増え、ギョッとするほどの包囲感。リヤスピーカーボリュームが上がった訳ではありません。(そんなわざとらしいサラウンドではありません) いわゆる情報量アップも、こんなところで聴き取れます。
ドラゴンの声にも驚きです。
ボードたった1枚で、こんな変化あり???
‥今までの死屍累々たる苦労が一気に報われる思いです。
一方、画の方は、
例えばこのシーン。

今まで、合成丸出しと判ちゃって、興ざめしてしまうワンシーンだったのですが、
画の輪郭が滑らかに、全体のノイズ感が減り。立体感も向上。
そのおかげか、さほど気にならなく観られるようになってしまいました。
明るさも明らかに増しています。
ブルーレイの解像度には、もちろん及びませんが、DVDが何気に違和感なく見れるようになっています。
とにかく、今までのオデオアクセの常識から考えて、激変化と言ってしまっていい。
繰り返しで申し訳ないけど、1.3万円の格安ボード1枚で、これほどの変化が起きてしまって良いのかしら??と正直思い、笑いが止まりません♪
そう思いつつも、
もっと中域に濃密さを!もっと生なしさを!
痛い音はリアルに痛さを!荒々しいバキバキ音を!!
本物のハエが飛んでる‥叩き落したくなると錯覚してしまうほどのリアルさを!!(これはスピーカーサークル内の音の実体感とか濃密さが足りない、と感じとっているようです。)
‥なんて望んでしまうのは、さすがに高望みというものですね。そもそもボードだけに求める問題でもないしね。
そんな感じですが、外せないのは間違いなし。
ブルーレイプレーヤーのアンダーボードとしてレギュラー確定です。
薄型制震シートが届いたら、改めて合わせ技。そのレポします。