いずれ涼しくなったら本格的?にちゃんと比較レポします。
そこのところ、よろしくお願いします。
さて、前回レポしたハードメイプル‥傾向は弱ドンシャリでした。
低音は増すけど、サ行が少し耳に痛い。このサ行、なんとかなんないかな?
‥ここで思い出したのは、コンセントを固定するネジです。
このネジの材質でも音質調整ができる。そんな記事をどこかで見た記憶があったんです。
初めは、真鍮製のネジを使っていました。
試しに、その真鍮ネジを2本ともステンレス製ネジに変えてみたところ‥高域が落ち着いたんです。
そして、もう一つ‥このネジの締め付けトルクでも音が微妙に変化もします。全くの緩めだとその変化は気づきませんでしたが、ある程度締め付けていくと、低音が締まっていくポイントがありました。
前回の記事の最後‥コンセント廻りの奥深さと書いたのはこのことでした。
なるほど。要領はなんとなく解った。
とりあえず、ネジ1本はステンレスに。もう1本は真鍮ネジに。締め付けトルクもとりあえず勘で調整。
低音の量は、若干の増しのまま‥適度に締まってもいます。サ行の傷みは落ち着き、けれど高域はクリアで太い方向に微妙に変化。
味を占めた自分は、プリアンプが繋がるもう一個のコンセント、HUBBELLの8300HIにも、同じハードメイプルを装着してみました。タブルメイプルだったらどうだろう!と。
激変!を期待したのですが、残念ながら効果2倍にはなりませんでした。
‥私的に効果が物足りない。
しょうがないので、違う材質のものにトライ。
プリの電源、HUBBELLの8300HI側のベースにはハードメイプルを残したまま、
パワーアンプ側のコンセントベースを再び交換することにしました。
出番は、ホワイトオークです。
交換して一発目、原田知世ちゃんの「That`s The Easy Part」をかけると
‥えっ?と思わず声が出るほどの違いがありました。
イントロのギターソロ、その佇まいが明らかに違います。
暗めのホール中、ギターマンの姿は見えないけれど、アコースティックギターだけが、そこに浮かんでいるかのようです。
ホールトーンもきちんと分離して、響きが豊かでとても綺麗‥。
陰影感が凄く良い!
これでもういいんじゃないか?!と一瞬思う。
しかし!
低音の確認のために、カールトンをかけてみると‥低音が貧弱になってしまうことが判明。
う~ん、難しい。
マイシステムでは、低音の量感が後退してしまうのは望むところではありません。
却下。
次の出番は、パドウク
今回準備した物の中では、ブビンガに次いで比重の大きいものです。
交換して、んっ?
音が少し小さくなったように聴こえるけれど‥
3枚のCD、どの曲をかけても、やっぱりそう聴こえる。
(耳が腐ったかな?)
とても落ち着いた音。
どこかの帯域が凸凹したりしない。言い方悪いけど、どこか凸ってた部分を押さえつけて個性を取り去ったような感触。
木特有の優しい響きも載って来るけど、それも少々控えめ。
低音もしっかり締まってるし、上下のレンジとも削がれている訳でもなく、むしろきちんと出ている。
いったいこれは何だ?
良いのかもしれないけれど、、、ハッキリ言えば、私的につまらない音になってしまいました。
却下です。
以上2つ
ホワイトオークとパドウクのコンセントベース
悪い表現を使っていますが、ただ私的に合わないだけで、素材としては優秀かもしれません。
ケースによっては、とても有効になる予感は感じました。
さて次
マホガニー
楽器にも使われる素材です。
しかも、伐採禁止のホンジュラス産です。
いやがおうにも期待は高まります♪
でもね‥叩くと上の二つの素材に比べると
ボソボソっていう響きが載ってくるのが判る。手に持っても明らかにより軽いし。比重がより小さいせい?
微妙に期待をこめて、いざ試聴!
うわっ、ドラムが変!
やっぱりボソッってきた。
締まりも不足気味。
‥これだけで、却下決定です‥。
しかし、音、変わるな~。
続いては、ヨーロピアンビーチ。
ですが、お時間が来たので、また来週♪