まだ半分も終わらない‥
次は、スピーカー配線に着手です。
チョイスした線材は、カナレの4S6。

一応、業務用。
皆さんご存知、ホームオデオ用としても、名前が知られています。
4芯ツイスト構造。自身の磁界をキャンセルする構造です。平行フィーダー線よりもノイズ対策に有利です。
踏んづけられてもかなりOK! 取り回しも楽々です。
値段は80円/m也、激安です。
ショップじゃ絶対薦めないと思うな‥儲からないから。車用としてはコスパ最高の逸品です!
これを17mほど準備しました。
ちなみに、4S8という、より太いケーブルもラインナップされていますが、訳あって(ある部分が通らない)避けます。
フロント左右、リヤ左右の計4ラインを引きなおしです。
ほんと~に地味で根気のいる作業です。
まず、リヤ側。
メンドクサイから内張りを外さずに強引に力技でいきます。
(内張りなんか外してたら、綺麗には仕上がるだろうけど‥もうそんな気合も時間もなさそうです)
体力があるうちに、一番難儀かもしれないリヤ右から取り掛かりました。
オスピンを1本外します。写真ど真ん中の穴の部分。

その前方方向。さらにオスピンを1本外します。写真ど真ん中の穴の部分です。

これで内張りの下部分が少しばかり開きます。この状態で「魔法の杖」を駆使してなんとかできれば恩の字です‥
スピーカーを外した穴から「魔法の杖」を差し込んで‥

障害物を勘で避けつつ、クネクネさせながら‥なんとか下から先っちょを出すことが出来ました。ラッキです。
後は電源ケーブルと同じ要領で引っ張り出すだけです。
続いて、リヤ右側。写真がありませんが、シートベルトを止める14㎜のネジを外してフリーにして、オスピンを一個外せばOK。後は右と同じ要領です。
通したスピーカーケーブル‥フロアカーペットの下を通します。
クロスしている線材は、後付バックソナーの電源ケーブルです。ノイズの影響を極力避けるために、クロスで交差させます。

既に隠れて見えませんが、内張りの中には、バッ直+電源ケーブルが這っています。ノイズの影響を避けるため、電源線とスピーカーケーブルは極力離します。
(作業が楽だから、見栄えが良いから、と)並走配置なんて、とんでもありません。
続いて
違う意味でメンドクサイところ‥フロント側。
ドアとボディー間の線材は全て、このジャバラゴム菅を通ります。
もちろん今回のスピーカーケーブルも。この短いゴム管を通すのがムズイ。焦らず優しく入れるのがコツ。
写真はゴム管を外して、「魔法の杖」を通したところです。

やってみて分った。ゴム管の中、4S6以上の太さはムリ!
元々通っている他の線材が邪魔して、ギリギリ限界の太さでした。欲かいて4S8なんて買ってたら、間違いなくここで挫折してました。
ちなみにですが、ゴム管の中にスピーカケーブルを引っ張り通す時、CRC556を軽く塗布するとチョー楽勝です。
もう‥写真を撮る余裕も限りなく無くなってきた辺り‥。
「魔法の杖」のケツにスピーカーケーブルをつけて、ドアの穴から出して、ゴム管に挿入して、ゴム管から出す、ケーブルを引っ張り通す。そしたら、ボディー側の穴に通して、室内に入れるだけです。
(‥言葉で書いたら、なんて簡単なんでしょ!)
難所通過‥真ん中の黒くて他よりひときわ太いのが4S6です。

おんなじことを右側もやるんで‥
時間は、午後の2時‥
くじけている暇も無く‥
作業は続く‥
スピーカーケーブルを引いて、スピーカーに接続するためのファストン端子をかしめて‥
端子を接続したら、スピーカーユニットを元に戻して‥
4箇所やっと終わった‥。
スピーカケーブル4本の端末はトランクに、とりあえずまとめておいて‥一段落。
まだやらなきゃ‥
次は信号ケーブルでし‥(もうヘトヘト‥)
使うアナログケーブルは、ノンブランドですが、太めのちゃんとした同軸シールドタイプです。

まず、デッキ側の信号アウトに接続。
ダッシュボード内を通し、センターコンソール下付近から、まっすぐトランクルームへ引きます。
(メンドクサイのでカーペットの下を通すのはヤメ。フロアマットの下を通すだけにしました。)
信号線は、絶対に電源と平行配線しちゃイケマセン。
(ホームオデオとも通じる鉄則です)
リモートケーブル(青い線ね)も新設。(長く引き回すので、擦れてショートしないよう少し太めのもので)

このケーブルは、バッテリーから引いた+電源配線と同じところに引きます)
これでやっと、やっと‥8本の線の引き回しが完了っす。
気力を振り絞って、バラバラに外した内張りをワラワラと元に戻します。
ここまて来たら、もう少しです。
しかし、時間は既に5時っす‥。
今度は、エンジンルームへ。
ヒューズボックスのカバー空けて、バッ直ケーブルの先は‥ホンダ車の場合、写真のど真ん中、100Aヒューズの右側のネジです。(ELDシステムなんてものがあるので、プラスターミナルには直接接続不可ですw‥バッテリーが上がります。)

まず、室内から通したケーブルにヒューズボックスをつけます。

その前に、コルゲートチューブを通しておきます。雨水が入らないように、各所ビニールテープでグルグル巻きします。
このチューブ、よくあるサイドが割れているタイプじゃダメっす。
エアコン配管コーナーで割れてないのを入手します。
雨水なんか入って、それが原因でショートなんかしたら洒落になりません。最悪車が燃えます。
ヒューズボックスにケーブルを通す穴をドリルであけ。端子をネジ止めします。

マイナスターミナルは、まだそのままです。
トランクの廻って、
引き回した各ケーブルをパワーアンプに接続します。
グランド線は、右側のシートベルトの14㎜ボルトに接続。

やっと、やっと、やっと‥
全ての配線と接続が完了しますた‥。
時間は夕6時5分前っす‥
いざ
ドキドキしながらバッタリーのマイナスターミナルをつけます!
恐る恐る‥
エンジンをかけてみる。
頼む!
鳴ってくれ~。
続く‥
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