
ちょびっといじったから、と言うので聴かせてもらったら…
なんだか音場の奥行き感が無くなっちゃっています。
これはイクナイでしょ?と再調整させてもらいました。
※写真は再調整後の写真(調整前の写真は撮り忘れました、ごめんなさい!)
さて問題です。
彼は何をいじったんでしょうか?
ヒント…作業時間は左右で約1分です。
2014.04/11 追記
(2CH再生に目覚めた)彼は何をいじったんでしょうか?…
答えは「スピーカーの位置を30㎝ほど後ろ(正面壁方向)にずらした。」でした。
音色を整えようと試行錯誤したらしいのですが、
その結果、音場の奥行き感が無くなってしまっていたのでした。
ヴォーカルや楽器の前後感が無くなり、スピーカーの間に横一列ずらっと並んでいる感じです。スピーカーから音が出ている感も強いです。
(これはイクナイでしょ?と再調整)
単純に元に戻すだけではおもしろくないので一興…
せっかくなので、スピーカーを50㎝ほど前に出し、さらにL/Rスピーカーの位置を右壁の反射を気にしつつシンメトリーに調整してみました。
すると…
奥壁を取り払ったかのようなステージ感が出現しました。
スピーカーから音が出ている感覚も一掃されました。
ヴォーカルはセンタースピーカーの位置に立ち、楽器はヴォーカルを囲むよう、かつ前後感があります。
響きは…奥壁の存在をほとんど感じさせずに壁の向こうから聴こえてくるかのようです。
50㎝という位置はヤマ勘だったのですが、結果オーライ。
大切なことはまずスピーカーの基本位置を探り出すこと。音色は他の何かで調整すればいいことです。
目の前で演奏しているかのようなステージ感が理想のピュアオーディオ。
そして、
5.1CHも基本の2CH再生がちゃんと鳴ってこそ、と当たり前の言葉で締めくくって今日はお終いです。