BONBEEホームシアター

ホームシアター&B級ピュアオーディオ ミラクルサウンドWORKSブログです。

音響に拘って…奥壁のガラス窓

お話は2月の初めごろにさかのぼります。
友人ヨッシーが、プリアンプをprimare社のPRE30に入れ変えました。
それまで使っていた国内メーカーO社のプリアンプと比べると、音の厚み、滑らかさが全く違います。
しかし、何かが原因で声がおかしい…。
音質UPによって、部屋のウィークポイントがあらわにされてしまったようです。
自分が疑ったのは、まずスピーカー後方の奥壁。

DSC01490.jpg

中央、カーテンに隠れていますが、ガラス窓があります。
ルームアコースティックはシアター方向に大きく振っているため響きデッド。カーテンは常時閉めっぱなしでした。

2CH音楽再生時において、
カーテンを開けた状態と閉じた状態、いずれが音響的に好ましいのか? を確かめてみました。
結果は開けた状態が圧倒的に好ましい。声の抑揚感が違います。
ただし、カーテンを開けると、当然ガラスが露出。
ガラス特有の反射共振が響きを阻害し、スピーカー間で強い混濁感を出してしまう弊害が。

対策
ガラス窓にブライントを設置することにしました。
DSC00107.jpg

予算の兼ね合いで、素材は樹脂製。とりあえず。
羽の角度は約45度に開いています。

効果
ガラス面からの反射が大幅に激減。混濁感も激減。
響きは、素材の樹脂っぽさが出ているため瑞々しさには欠けるものの一応及第点。

映画鑑賞時はカーテンを閉じ、スクリーンも下げるます。都度使い分けをします。


ちなみにマイシアターでは木製を使用。
DSC00180.jpg

ブラインドを開けるとこのような状態。ガラス面を自作音響パネルで覆ってしまっています。
ガラスの反射は悪玉響きです。
DSC00183.jpg

ガラス窓に限らず、ここが何も対策をしていない壁であれば、スピーカー後方からの一次反射がスピーカーからの直接音と被るはずです。
当然、音は濁り、フォーカスと定位感は不安定になるはずです。
いわゆる、付帯音が付く状態。音が鮮明では無い状態です。

音響パネルの構造を分かり易いように下方向から。
DSC00186_2015030220485656c.jpg

木製スリットは斜めに配置にしています。反射を外方向に向かわせるためです。
ここで拡散反射された音は、それぞれ左右の壁に向かい、壁からの反射が適度なタイムラグを持つことで広がり感を作り出しているはずです。
また、壁からの付帯音の影響を受けにくくなるため、スピーカーからの直接音が強くなります。
当然、定位感が増します。

左右壁の一時反射ポイントを対策すれば、さらに定位感は向上します。
併せて位相管理を調整すれば、ヴォーカルや楽器はあるべき位置に定位するはずです。


ここでは余談になりますが、
ヨッシーの悩みの種…ヴォーカルが右に寄る件について。

L/Rスピーカーとそれぞれ左右壁との距離が等距離であることは、ピュア道の基本。
ヴォーカルがどちらかに寄る原因は
スピーカーと壁までの距離不均等が原因では?


音の距離減衰について
点音源の場合は音は球状に広がり、 音の単位面積当たりのエネルギーはこれにしたがって減衰します。
エネルギーは距離の2乗に反比例します。
例えば…
 (壁の反射率が100%だと仮定。スピーカーは一本の点音源とします )
スピーカーから 
右壁の一時反射ポイントを経由、さらに耳までの距離が4m。
左壁の一時反射ポイントを経由、さらに耳までの距離が8m。
上記の場合
右の音レベルが70dBとすると、左の音レベルは64dBとなります。 

実際には100パーセント反射する壁なんてありませんので、レベル差はもっと小さくなりますし、
実際のお部屋はこんな単純じゃありませんが、
壁から音が反射する限りそれなりのレベル差が発生する訳です。
当然、リスニングポイントまでの距離が短い右側スピーカーのボリュームが高く、音も右に寄る訳です。

現実問題として、左右非対象部屋であり、リスニングポジションを考えてもスピーカーの位置を壁から均等距離に置くことは難しい…
それ故、右壁の一時反射ポイントを対策しなさい、と口を酸っぱくして言っている訳なんだな。

余談終了

今日はスピーカー奥にガラス窓がある場合と音の反射のお話でした。


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